2008-10-02

宣教師の子が描く、釈尊と沙門の世界

シッダールタシッダールタ
(2006/01)
ヘルマン ヘッセ

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【内容情報】
一九二二年に刊行されたヘッセ中期の傑作『シッダールタ』はインドの青年シッダールタ(釈迦と同名だが別人)が生の真理をもとめて修行し、世俗の中に生き、人生の最後に悟りの境地にいたるまでを寓話的に描いた小説である。二十世紀に多くの若者に愛読された本書は新訳を得て、いまふたたび悩める現代人に読まれるべきである。

【著者情報】
ヘッセ,ヘルマン(Hesse,Hermann)
1877年ドイツ、ヴュルテンブルク州カルフに生まれる。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『郷愁』『車輪の下』『デーミアン』などがある。1962年スイスにて没

【翻訳者】
岡田朝雄(オカダアサオ)
1935年東京に生まれる。東洋大学教授
(「BOOK」データベースより)


かつて、ヒッピーのバイブルといわれた本だが、時を経ても色あせることなく道を求める人々の心を揺さぶる名著である。
ブッダが生きていた時代のインドを舞台に、青年シッダールタ(釈迦とは別人)が悟りを開く道程を描いた本書は、ヘッセの傑作。この寓話的な小説は、「人はなぜ生きるか」という深遠なる哲学的テーマを鮮やかに描く。
宣教師の子、ヘルマンヘッセが教会を脱退し、小説家として世に出てから大きなスランプと戦いながら生み出した作品である。徹底して平和主義を貫いたヘッセは、当時自国であるドイツでは評価されなかったが、むしろ国外で評価され、あらゆる言語に翻訳されて2000万部を超える大ベストセラーとなった。特にインドでは22以上の言語で翻訳され今なお読み継がれている。
・・・中泰

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2008-09-23
2008-09-20

「オモロイ坊主を囲む会」通信

一日瞑想会のご案内・東京新宿・常円寺さん

    9/27(土)

1日も瞑想するのは、大変だな〜という声をよく聞きます。確かに、朝から眠たくて仕方がない時もありますね。でも、大丈夫。この瞑想会は「座る瞑想」と「歩く瞑想」がセットになってます。

インドのヨガを源流に持つヴィパッサナー瞑想は、「ヴィパッサナー」とは“良く観る”というパーリ語です。自分の体と心をよく観察するこの瞑想は、2500年前に実在したお釈迦さんが、その具体的な方法を示されています。お釈迦さんの教え(仏教)を知識や学問ではなく、実践の修行としてこの瞑想に親しんでくだされば幸いです。

心の浄化の副産物として、健康・運命に良い影響を及ぼすと言われています。


**当日の受付・ランチの買い出しなど、世話人のボランティアさん募集です!
   お気軽にお声がけ下されば幸いです。

【日時】 9月27日(土)/受付10:00〜17:00※15分前までにお越しください。

【会費】 3,000円 お弁当付き ※テキストは別途500円で販売。

【場所】新宿の常円寺さん、門を入って右手の「祖師堂」3Fへお越しください

【交通】JR新宿駅 西口徒歩7〜8分、地下鉄丸ノ内線西新宿駅 徒歩2分
     新宿警察署のはす向かい

【お申し込み&問い合わせ】
事務局まで info@omoroibouzu.com (世話人 福本)


夜の初心者瞑想会のご案内・東京新大久保 

 9/22(月)新大久保 、10/6(月)※10月より場所変更予定

お釈迦さんが説かれた、幸せに生きる実践項目「八聖道(はっしょうどう)」の中でも、瞑想によって気づきを得る事は、とても重要です。
初心者の方、お気軽にトライしてみませんか?

【日時】 9月22日(月)18:30〜21:30
     10月6日(月)19:00〜21:30 *10月より場所変更予定 ※開場は10分ほど前からです。

【会費】 2,000円/テキストご持参の方は1,500円

【場所】 東京・新宿 「大久保地域センター」3階和室
     ※直接和室までお越しください。服装自由です。
      http://www2.odn.ne.jp/ookubo/

【交通】 交通JR山手線 新大久保駅 徒歩5分
     ※中央線の大久保駅ではありませんのでご注意ください。

【お申し込み&問い合わせ】 会の事務局までお願いします。  info@omoroibouzu.com


「第11回オモロイ・坊主サロン in 荒木町・坊主バー」のご案内 

    9/20(土)

どうも!月イチで、実施させていただいてます藤川和尚を囲んでの 「オモロイ・坊主サロン in @坊主バー」!毎回大盛況です。おやめにエントリー下さいませ。二次会もお楽しみに。

【日時】 9月20日(土)15:00〜17:00

【会費】 2,000円(ワンドリンク付き)  
     ソフトドリンク、アルコール飲料可能。 追加は、各自実費でオーダーを!
     素敵なネーミングのオリジナルカクテルも オススメです

【場所】 新宿荒木町の坊主バー
     東京都新宿区荒木町6-42 AGビル2階
     電話03-3353-1032
     http://portal.nifty.com/koneta04/11/13/02/

【交通】 最寄り駅は丸の内線四谷三丁目 都営新宿線曙橋から徒歩5分程度。 地図  


坊主バーとは、僧侶が経営している不思議なバー。
藤川和尚と共に、飲みながら お釈迦さんの教えに触れてもらおうという気軽な会です。
(もちろん、藤川和尚は戒律に従い、お酒は飲みません!!)

お香が漂う坊主バーの店内。
仏壇あり、説教あり、お経ありと盛りだくさんです。 気軽に遊びに来てください。
なお、お越しいただく際は事前にご連絡、エントリーを していただけると助かります。

【お申し込&問い合わせ】
オモロイ坊主を囲む会事務局までお願いします。
info@omoroibouzu.com
世話人:酒と友に去りぬ(かとう)&イケメンマスター・藤岡


藤川和尚、「旅行博」にて講演会開催 in ビックサイト
  
    9/21(日)10-11AM 

昨年に引き続き、ビックサイトで行われる旅行博にて、藤川和尚が講演会をされます。

僧侶の目で、東南アジアやインドの仏教諸国のおもしろさをお話されます。
旅行会社の NOE(エヌオーイー)さんの主催で、会場内の会議室にて。数に限りがありますので、ご希望の方はお早めに以下まで、お問い合わせ下さいませ。

http://www.noe-j.co.jp/group/ryokohaku/index.html

(以上「オモロイ坊主を囲む会」通信137号より抜粋)

出家僧・オモロイ坊主と学ぶ、使えるブッダの教え。
「オモロイ坊主を囲む会」通信  「オモロイ坊主を囲む会」Blog

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2008-09-19

「気づきの瞑想」で得た苦しまない生き方

「気づきの瞑想」で得た苦しまない生き方「気づきの瞑想」で得た苦しまない生き方
(2007/11)
カンポン・トーンブンヌム

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【目次】
第1章 事故に遭うまでの人生(「舟の民」として生まれて/辛かった寄宿舎生活 ほか)/第2章 法(タンマ)との出会い(苦しみで体と心が締めつけられる/内面の拠り所を探す ほか)/第3章 気づきの瞑想の実践(瞑想の修行を始める/心に変化が起こった ほか)/第4章 苦しまない生き方(開かれた神秘/心の障害にさようなら ほか)/「苦しまない生き方」に近づくための質問とその答え

【著者情報】
カンポン・トーンブンヌム(Kampol Thongbunnum)
1955年、タイ・ナコンサワン県生まれ。
1977年、アーントーン体育高等専門学校に体育教師として入職したが、2年後、水泳の模範演技中に事故に遭い全身不随に。その後、ルアンポー・カムキエン・スワンノー僧に師事し「気づきの瞑想」を修める。現在、寺院や病院、学校を中心に講演活動を行なっている

【監修】上田紀行(ウエダノリユキ)
1958年生まれ。
東京工業大学大学院准教授(社会理工学研究科、価値システム専攻)。東京大学大学院博士課程修了。愛媛大学助教授を経て、1996年4月より現職。国際日本文化研究センター助教授(1994〜97年)、東京大学助教授(2003〜05年)を併任。
日本仏教の再生に向けての運動に取り組み、2003年より「仏教ルネッサンス塾」塾長を務める。また、宗派を超えた若手僧侶のディスカッションの場である「ボーズ・ビー・アンビシャス」のアドバイザーでもある。2006年12月には、インド・ダラムサラにおいて2日間にわたってダライ・ラマ法王と対談を行ない、『目覚めよ仏教!ダライ・ラマとの対話』(NHKブックス)を刊行した

【監訳】プラ・ユキ・ナラテボー(Pura Yuki Narathevo)
1962年生まれ。本名、坂本秀幸。タイ・スカトー寺副住職。
上智大学卒業後、タイのチュラロンコン大学大学院に留学。研究テーマは農村開発におけるタイ僧侶の役割。机上の学問に飽き足らず、1年後の1988年、瞑想指導者として有名なルアンポー・カムキエン師のもとで出家。
以後、自ら村人とともに物心両面の幸せを目指し、東北タイのチャイヤプーム県スカトー寺の僧侶として活動する一方、日本とタイを結ぶ架け橋としても活躍。タイ大使館主催のソンクラーン祭(タイの正月を祝う祭)に招聘されたり、在日タイ人の支援活動にも携わっている。
近年、心や体に病を抱えた人、自己を見つめたいとスカトー寺を訪れる日本人も増え、彼らの水先案内人としての役割も果たしている

【訳】浦崎雅代(ウラサキマサヨ)
1972年生まれ。東京理科大学、東京工業大学非常勤講師。中央学術研究所委託研究員。東京工業大学大学院社会理工学研究科(価値システム)博士課程修了。琉球大学1年のとき、タイへのスタディーツアーに参加し南北問題に関心を持つ。琉球大学大学院修士課程在学中、タイ国チュラロンコン大学大学院政治学部(人類学・社会学コース)に2年間留学。開発僧による地域づくりや在家者との関係について、東北タイにあるスカトー寺にてフィールドワークを行なう。また、調査とともにヴィパッサナー瞑想を学ぶ。現在、瞑想、仏教の社会的貢献、スピリチュアリティをテーマに研究を深める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)

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2008-09-05

テーラワーダ仏教の実践―ブッダの教える自己開発

テーラワーダ仏教の実践―ブッダの教える自己開発テーラワーダ仏教の実践―ブッダの教える自己開発
(2007/09)
ポー・オー・パユットー師

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【内容情報】
1980年代以降のタイ農村では、ブッダの教えを指導原理として、テーラワーダ僧侶の指導が積極的に開発問題に取り組んできた。本書は彼ら「開発僧(かいほつそう)」を思想的に支えたタイの碩学・パユットー師の講演記録である。パユットー師は、それまでタイ社会の文脈で矮小化されがちだったテーラワーダ仏教の「実践・修習」の意味範囲をパーリ経典に即して定義しなおし、動的で活力に満ちた自他向上の方法論として再生した。仏教の修道と社会貢献の不可分性を説くパユットー師の言葉は、「エンゲージド・ブッディズム(社会参画仏教)」が叫ばれる現代において、あるべき仏教の未来形を先取りしている。

【目次】
第1部 仏教の心髄(仏教の要諦/仏教の心髄/生き方のための法の原理)/第2部 自己開発(物の開発から心の開発へ/開発(パッタナー)とは何か/自己開発の方法/自己開発の基本)/第3部 人間開発について(法は進歩するために使うもの(知足と放逸)/法の実践はバランスが必要(慈悲喜捨))

【著者情報】
ポー・オー・パユットー(P.O.Payutto)
1938年、スパンブリー県生まれ。本名プラユット・アーラヤーングーン・パユットー。十三歳で出家。沙弥にしてパーリ語試験の九段に合格し、1961年、エメラルド寺院にて得度。1964年、チュラロンコン仏教大学で仏教学の学位を取得。その後、各大学で名誉博士号を受賞。1994年、ユネスコ平和賞受賞。その他、受賞多数。現在、ナコンパトム県ヤーナウェーサカワン寺住職

【翻訳者】
野中耕一(ノナカコウイチ)
1934年、愛知県生まれ。1961年、東京大学農学部農業経済学科卒業。同年、アジア経済研究所入所。1965年、タイ国カセサート大学留学。1977年、アジア経済研究所バンコク事務所代表。1979年、JICA専門家としてタイ国メイズ開発計画に参加。1990年、タイ国チュラロンコン大学客員研究員。1992年、アジア経済研究所理事。1997年、川崎医療福祉大学客員教授。1983年、『農村開発顛末記』により第二十回翻訳文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)


以前の版よりも、表紙も象徴的な写真に差し替えられ、内容的にも非常に分りやすくなったと思う。翻訳者の見識の高さがうかがえる。内容は、泰国宗教局局長や学僧に対して語られた講演である。

法門の入り口に立った比丘や仏教徒が理解すべきレベルの内容だと師は言う。
とはいえ私などには、かなり難しい箇所もあるが、ブッダの説かれた法の要諦から話しは始まり、本職の比丘と在家の人々が何をどのように考え何をなすべきなのか?ということについて解りやすく展開していく。

そして師は、仏法を体系的に学ぶことが重要だと我々に諭し、その場合に注意すべき戒めにふれている。ブッダの教えを部分的に取り出してことさらに強調して教えの本道としたり、両極端な盲執にとらわれてはならない。さらに、修習とは自己開発であり、知足を知り不知足であらねばならないと、比丘や在家の信者が進むべき道を示している。また、そのなかで、欧米のテーラワーダ仏教研究者の仏法に対する誤認識の指摘も例をあげて説明している。

巻末の翻訳者のあとがきは18ページにわたるが、これがまた秀逸である。

私自身の、原始・根本仏教といわれる元々のブッダの教えの理解度をはかる意味でも、ことあるごとに繰り返し読んでいきたい・・・中泰

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